【用語解説】インターネットとは?

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  • ネットワーク・インターネット・Webの違いがよくわからない人
  • どうしてホームページが表示されるのか知りたい人

昨今、多くの方がスマホを持ち歩くようになり、常にインターネットにつながっている状態が当たり前になりました。

しかし、「インターネットってなに?」「Webとなにが違うの?」といざ改めて考えるとよくわからないと思う人も多いのではないでしょうか。

本記事では、インターネットの意味や周辺用語との違い、仕組みについて、易しく解説します。この記事を読むことで、ネットワーク・インターネット・Webの違いについて詳しくなるだけでなく、インターネットの仕組みについて知ることができます。

ネットワークやインターネットとは?

「ネットワーク」と「インターネット」。用語は似ていますが、少しニュアンスが異なります。

ネットワークとは、パソコンなどの複数の機器が相互につながっている状態のことを指します。ネットワークには3種類あり、それぞれ「LAN」「WAN」「インターネット」に分かれています。

つまり、インターネットとはネットワークの1種なのです。

用語意味
LAN(Local Area Network)家庭・会社などの限られた範囲内で接続されたネットワークのこと
WAN(Wide Area Network)離れた場所同士でLANとLANが接続されたネットワークのこと
インターネット(Internet)LAN・WANすべてのネットワークを繋いだ、巨大な唯一のネットワークのこと

インターネットは世界中の機器をつないだ巨大なネットワークのこと。

Webとは?

Webは、インターネットを利用して情報を公開したり、閲覧したりできる仕組み。

つまり、インターネットを使って文章や画像、動画、音声などのデータを送ることができるというサービスの1種です。

Webは、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の「Web」の部分が語源。wwwとは、インターネット上の情報を関連付け、ハイパーリンク(通称:リンク)でつながったネットワークシステムの総称です。

ハイパーリンクとは、いわゆる「リンク」のこと。文章やボタンをクリックすると、他のページやファイルが開く仕組み。

インターネットに接続するということ

インターネットに接続することで、様々なサービスが利用できます。

例えば

  • ホームページを見る
  • YouTubeやInstagramなどのSNSを見る
  • Netflixなどの動画提供サービスを見る
  • LINEやメールなどで他者とメッセージをやりとりする

といったことは、オフラインではできません。

インターネットに接続すると、サービスが利用できる理由は、サーバーにつながっているからです。

サーバーとは、利用者の要求(リクエスト)に対して、サービスを提供するコンピューターのこと。サーバーはインターネット上にたくさんあり、与えられた役割を愚直に実行します。

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サーバーはどうやって識別される?

サーバーはインターネット上にたくさんあり、インターネット利用者がクリック等なにかしらのアクションを起こすことでサービスを提供しています。

サーバーの識別には、IPアドレスというものを利用します。IPアドレスは、サーバーだけでなくインターネット上のすべての機器に割り当てられています。インターネットという世界の「住所」のような存在です。

IPアドレスがないと、どこの誰でどの建物なのかわからなくなり迷子になってしまうのです。

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IPアドレスは、0~255までの数字を4つ組み合わせたものが利用されています。しかし、IPアドレスが不足していることから、桁数を増やしたIPv6という規格が導入されています。

IPアドレスを人間にもわかりやすくしたのがドメイン

IPアドレスは、コンピュータにはわかりやすい記述とはいえ、我々人間には少々覚えにくいですよね。

そこで、人間にも扱いやすく表現したのがドメインです。ドメインとは、例えばホームページの“clapcreate.com”の部分。IPアドレスとドメインを結びつけるためには、DNSサーバーというサーバーを利用します。DNSサーバーには、特定のドメインをIPアドレスと結びつけ、ドメインにアクセスがあったら、結びついているIPアドレスのサーバーに転送する役割を担っています。

引っ越した時に、住所変更をしますよね。サーバーを変えるとIPアドレスが変わるので、DNSサーバーの情報を変更する必要があります。

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SSLとは?

ドメインとセットで使われる、「SSL」という言葉があります。

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上の通信を暗号化する仕組み。URLに“https”、sがついていればSSL化されたホームページです。すべてのページがSSL化していることを「常時SSL化」と呼びます。

昔はフォームなど個人情報を入力するページにのみSSLが適応されていましたが、今では常時SSL化が当たり前になりました!

httpsの「s」は「セキュア」のsです!

最後に

インターネット関連のIT用語は、なんとなく聞いたことはあるものの、改めて意味を調べてもよくわからない言葉が多いですよね。

一回で理解するのは難しいのですが、なんとなく意味の違いや概念がわかっているだけでも大丈夫です!

ホームページ制作会社がなにを話しているのかよくわからない……そんなお悩みがありましたら、ぜひ無料相談へお申し込みください。お話を伺いながら、ご契約内容等の相談に乗ることも可能です。

ABOUT ME
伊藤 友美
伊藤 友美
Clap create 代表 / コミュニケーションデザイナー
1992年生まれ、愛知県出身のグラフィックデザイナー。 名古屋芸術大学デザイン学部デザイン学科を卒業後、印刷会社に6年勤務。 内2年間グラフィックデザイナー、4年間Webディレクター・プランナーを経験しました。 その後食品メーカーのインハウスデザイナーを経て独立開業。 プライベートでは一児の母として育児に日々奮闘中。
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