ホームページ制作の費用は?適正価格や相場を解説【2025年版】
- ホームページ制作の費用相場を知りたい
- ホームページにいくらかけるのが正解なのか知りたい
- 見積を取ったけれど、高いと感じる… 適正価格は?
- 制作会社によって見積額が大きく異なり、どこに依頼すべきか判断できない
- 自社の予算内で、目的を達成できるホームページを作りたい
ホームページの費用相場は10万円〜500万円と幅広く、初めて制作を依頼する広報担当者や中小企業経営者の方にとって、適正価格の判断が難しいのが現状です。
なぜなら、ホームページ制作は原価がほとんどかからず、内訳のほとんどが人件費。だからこそ、ホームページ制作会社のスタンスや、作るホームページの目的・規模によって費用が大きく変動します。
この記事では、ホームページの費用について現役のWebディレクターが徹底的に解説。費用の内訳や価格差が生まれる理由、後悔しないホームページ制作会社の選び方まで、初心者の方でもすぐに活用できる情報をお届けします。
- ホームページの費用は、制作会社のスタンスとホームページの目的・規模の掛け合わせで決まる。
- 中小企業の会社案内サイトなら50〜300万円程度が適正相場
- 年間運用コストは初期費用の20〜30%を見込むべき。
- 適正価格かどうかの判断は難しいので、まずは見積に対して真摯に説明してくれるかどうかが業者選びのポイント。
- ホームページにかける費用は、広報予算から現実的な予算を算出して決めるべき。

ホームページの費用を左右する2つの要素
「ホームページの相場はいくら?」という質問は、「車の価格はいくら?」と聞くようなもの。車の価格は軽自動車か高級車か、メーカー、どんなオプションをつけるか等あらゆる要素の掛け合わせで大きく変わります。
同様に、ホームページも「何のため」に「どんな機能」が必要かで適正価格が大幅に変動します。ホームページの制作費用を決める要素は大きく以下の2つに分かれます。
- 制作会社のスタンス(得意分野・考え方)
- 制作するホームページの目的と規模
1:ホームページ制作会社のスタンスで費用は変わる
ホームページ制作会社ごとに、目指している「最高のホームページ」の定義が異なります。例えば、以下のようなホームページについて、皆さんはどう感じますか?
- 検索に強く、集客につながるホームページ
- デザイン性が高く、ブランディングにつながるホームページ
- 機能性が高く、使い勝手がいいホームページ
- 安く早く作れるホームページ
どれも、「最高のホームページ」ですよね。しかし、上記のいい点をすべて叶えることは残念ながら不可能に近いです。ホームページ制作会社が目指す「最高のホームページ」は、制作会社によって大幅に異なります。
この状況、実は「車の選び方」に似ています。車は国産、外車、様々なメーカーがありますよね。それぞれのメーカーで個性=強みも違います。
- コンパクトカーが得意なメーカー
- 安全性能が高いメーカー
- デザイン性が強いメーカー
- 環境に配慮した技術を持つメーカー
- 耐久性に自信があるメーカー スポーツカーに強みがあるメーカー
どれも魅力的な車ですが、魅力を感じるポイントや理想の車の定義は人によってバラバラ。だからこそ、自分の考え方や好みに合ったメーカーから車を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
ホームページも同様に、スタンス(個性)=強みが制作会社ごとに異なります。そのため、ホームページの作り方が変わります。作り方が違えば、当然工数にも影響します。工数が増えれば価格も上がる。この一連の流れが、価格差が生じている理由です。
安さをウリにしている会社の場合
安く、早く、すぐに対応できることを大切にしている傾向があります。それを実現するために、以下のような特徴があります
- テンプレートのデザインを使用し、お客様からもらったテキストや写真を差し替える制作手法
- 初期費用+サブスクリプション形式の契約が多い
- 独学でフリーランスをされている方(クラウドソーシング等)
- ノーコードツールでの制作
- コーディング工程を海外で制作
- 設計工程が削られているケースが多い
- 早く安くホームページを仕上げたい
- とりあえず簡易的なホームページがあればいい

ただし、初期費用+サブスクリプション形式(月額制)の契約は、デメリットが多いので要注意です。
デザイン性が高い・企画力が高い会社の場合
「そもそもなぜWebサイトが必要なんですか?」という前提条件から整理し、ご要望を的確に形にすることを強みとしています。
- 上流工程と言われるコンセプト設計などにも携わる
- ページ構成や原稿もわかりやすく整理する
- 写真撮影や取材に入って原稿を作成するケースもある
- デザインは、依頼者の目的やコンセプトに合わせて作成される
- コーディングがきれい(ホームページになった時の見た目)
- ホームページを会社の顔として考えている
- 達成したい目的(集客・求人・イメージアップなど)がある
- オリジナリティの高いコンテンツ制作を求めている

実績のある個人事業主(フリーランス)や、専門性の高いスタッフがいる会社だからこそ、丁寧にホームページを作り上げます。
2:制作するホームページの目的と規模で費用は変わる
制作するホームページの目的や規模も、金額が変動するポイント。ホームページには様々な種類があります。
- コーポレートサイト
- ECサイト
- リクルートサイト
- ランディングページ
- キュレーションサイト
- オウンドメディア
目的によって実装する機能も変わり、制作時に気をつけるポイントも異なります。例えば、ECサイトであれば以下の機能が必要になります。
- カート機能
- 会員登録機能
- 会員ログイン機能
- クレジットカード決済機能
上記にさらに独自の機能(独自ポイントの付与やレコメンド機能など)も付け加えると、当然工数が変わるので、その分費用が発生します。
これは、車に例えるとオプション。プレーンなホームページに機能的な要望が追加されると開発コストや時間がかかります。複雑な要件の場合は、オリジナル(スクラッチ)制作に限られるので、技術力の高いエンジニアが担当します。
また、規模によっても費用は変動します。
- ページ数が多いもの
- ブランディングなどの要素があるもの
- イラストや動画、アニメーションが複雑なもの
上記のホームページは、制作するのにパワーを要するので費用も高くなります。また、担当できる会社や担当者も限られるのも、費用が高くなる要因の一つです。
ホームページ制作の相場比較
制作方法別の相場比較表
以下は、5ページ程度のコーポレートサイトという条件で、制作方法を軸に相場を記載した表です。
制作方法 | 相場 | 達成できること |
---|---|---|
自作(ノーコードツール) | 0〜5万円/年 | ・最小限の情報発信 |
自作(WordPress等) | 3〜15万円 | ・自由度ある情報発信 |
パッケージプラン 駆け出しのフリーランスに依頼 | 15〜50万円 | ・基本的な集客 ・お問い合わせ |
会社に依頼(セミオーダー) | 50〜150万円 | ・基本的な集客 ・お問い合わせ |
会社に依頼(フルオーダー) | 200万円以上 | ・基本的な集客 ・お問い合わせ ・情報整理(取材・原稿作成) ・ブランディング ・総合的なマーケティング施策 |

一見、「自作が安くて良さそう!」と思われるかもしれませんが、達成できることが違うので、価格だけで判断するのは危険です。
制作条件が完全に揃っていれば、同条件での比較はできますが、実際には、見積段階で条件が完璧に揃うことは少ないです。
また、複数社に声をかけプレゼンを行うコンペ形式を採用する場合は、前提条件を細かく提示しないとうまく比較ができません。敢えてコンペ映えするデザインを提案する場合もあるため、よほどの事情がない限りやめておいた方が無難です。

目的別の相場比較表
ホームページは「あれば良い」という時代から「経営を支える重要なツール」へと変化しています。目的別に適切な予算配分を見てみましょう。
ホームページの目的 | 必要なプロセス | 適正な価格帯 |
---|---|---|
ブランディング | ・ブランディング視点でのデザイン制作 ・情報設計 ・取材、撮影 | 100〜500万円 |
集客 リード獲得 | ・マーケティング施策 ・コンテンツ制作指南 ・お問い合わせ導線 | 150〜300万円 |
EC オンライン販売 | ・商品管理システム ・カート、会員機能 ・決済システム導入 ・セキュリティ対策 | 100〜500万円 (作り方によって大きく異なる) |
会員制サービス | ・ログイン機能 ・マイページ ・データベース連携 | 100〜500万円 (作り方によって大きく異なる) |
規模別の相場比較表
規模 | ページ数 | 価格相場 | 目安となる制作期間 |
---|---|---|---|
小規模サイト | 〜5ページ | 20〜50万円 | 1〜2ヶ月 |
中規模サイト | 10〜20ページ | 50〜150万円 | 〜4ヶ月 |
大規模サイト | 20〜50ページ | 150〜350万円 | 〜6ヶ月 |
ホームページの制作方法や実装する機能も、必要な工数と費用に大きく影響します。同じ規模でも、制作アプローチによって価格が2〜3倍変わることも珍しくありません。
ホームページ制作費用に影響するその他の要素
短納期は“特急料金”がかかる場合がある
ビジネス上の理由で急いでホームページを立ち上げる必要がある場合もあるでしょう。しかし、短納期で制作する場合は追加費用が発生することも。
というのも、制作会社が急ぎの案件を受けた場合、以下のような対応を行い、なんとか納期に間に合わせようと努力します。規模が小さい制作会社は、急ぎ案件対応期間他の仕事が受けられないため、なるべく単価を上げようと画策するからです。
- 通常1名で作成する工程を複数人で対応
- 生成AIをフル活用してスピードアップを図る
- 外部リソースや海外へ発注する
- 制作スタッフが残業・徹夜続きになることも

無駄に時間をかける必要はないのですが、納期を優先し過ぎると全体的に突貫工事になりがちなので、急かすのはオススメしません。
納期短縮に伴うリスク
- 品質低下のリスク(テスト不足によるバグ・不具合)
- 企画・設計の不十分さによる手戻りが発生
- リソース不足による納期遅延
特に、年末年始や年度末(11月〜3月)にかけての制作は業界繁忙期のため、制作会社のミスが増えがち。丁寧な対応を求めるなら納期設定には注意が必要です。

狙い目は6月〜8月!印刷業界も同様ですが、なぜかこの時期は案件が少ないので、自ずと丁寧に仕上がる傾向があります。
デザイン性の高さ
デザイン性が高いホームページほど、制作費用は高くなる傾向があります。しかし、デザイン性の高い、低いという観点は初心者では判断が難しい項目。
見極めるポイントは“社名を載せ替えたとしても、「らしさ」が出せているか”。どこかテンプレートっぽいデザインは、どの社名にしても違和感がなく、ただ綺麗なだけと感じるはずです。
機能の種類と数
ホームページに実装する機能が多く複雑なほど、開発コストは上昇します。
費用は、機能の制作方法によっても大幅に異なります。
機能 | 費用 |
---|---|
基本機能のみ ・お問い合わせフォーム ・新着情報更新システム | 6〜20万円程度 |
中程度の機能 ・特定の箇所を簡単に更新できるシステム | 要件によって異なるが10〜50万円程度 |
高度な機能 ・基幹システムなどへの連携 ・会員登録 ・予約システム ・決済システム連携 | 要件によって異なるが100万円以上 |
ホームページ制作費用|予算の組み方
ホームページの見積を依頼する前に、準備してほしいことが3つあります。この3点を押さえておくだけで、自社のホームページ制作に最適な会社を選ぶことができます。
1:広報予算を算出する
ホームページは、見積前に予算を決めておくことが重要です。現実的にホームページに支払える広報予算はどれくらいなのかを算出しておくだけで、費用感の判断基準になります。

予算が捻出できるかどうかで、できるホームページの質が変わります。予算がなければ高級車は買えないですよね。
2:目的を明確にする
ホームページが必要だと感じた理由はなんですか?
- 集客したいのか
- 信用を担保したいのか
- 採用・求人に課題があるのか
ホームページを制作する「目的」がはっきりしていると、問い合わせ時に受け取る返答も変わります。リニューアルしたい場合は、ホームページが古いことで起こっている問題点を明確にしましょう。
3:内容・機能を明確にする
掲載したい内容や機能をおおまかに考えてみることをおすすめします。
内容面は、会社概要、サービス内容といった具体的な内容が浮かぶ場合は、各詳細情報まで整理しておきます。
機能面は、例えば以下のような内容です。
- お問い合わせフォームがほしい
- 自社で更新できるようにしたい
失敗しないための3つのポイント
ポイント1:見積もりを正しく比較する
複数の制作会社から見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。
- 仕様書を統一する:同じ条件で比較するために、詳細な仕様書を作成して各社に提示する
- 内訳を細かく確認する:「制作費一式」ではなく、項目ごとの費用内訳を出してもらう
- 実績を確認する:似たような規模・業種のサイト制作実績を確認する
- 保守・運用費用も確認する:初期費用だけでなく、運用コストも含めて比較する
- 相性を重視する:コミュニケーションがスムーズに取れるかも重要な選定基準
これは車選びでも同じことが言えます。車を購入する際も、単に車体価格だけでなく、燃費、維持費、保険料、修理のしやすさなど総合的に比較しますよね。「安いから」と言って中古車を購入したものの、結局修理代や故障の多さでトータルコストが高くなってしまうケースもあります。同様に、ホームページも初期費用だけでなく、長期的な視点で比較することが大切です。
一般的に、3〜5社程度から見積もりを取るのが適切とされています。コンペで選定するのは、手っ取り早く納得感のある手段に思われがちですが、リスクも大きいので注意してください。
ポイント2:隠れコストを見抜く
見積書に明記されていない「隠れコスト」を見抜くポイントは以下の4点です。見積書に明確な記載がない場合は追加費用が発生する可能性があるかどうか確認してください。
1:修正回数・ボリューム
修正に費用はかからないと思っていたら、実は2〜3回までという制作会社もあります。また、修正ボリュームや修正が発生する時期によっても追加料金がかかります。
あとは公開するだけというところまで作成してから、上層部に確認するという進め方はNG。結果によってはすべて1から作り直しになり、制作コストが無駄にかかります。

以前勤めていた会社では、テストサイトが8割出来上がった段階で上層部からNGが入り、1からやり直した事例も見聞きしました。
2:素材・コンテンツ制作費用
使用できる写真やページ内容は完全支給が原則の制作会社もあります。写真撮影や取材を通してデザイン提案する場合は、別途費用が発生。また、イラストを使用する場合でも、制作や素材購入費用がかかる場合もあります。
3:基本的なSEO対策
初期費用に基本的なSEO対策が含まれていないこともあります。SEOの専門知識がなくても、実装すべき点はいくつかあります。また、本格的なSEO対策には、専門の知識が必要です。
本格的なSEO対策は、ホームページ制作会社では対応できないこともあります。
Webマーケティングを専門としている会社に相談しましょう。
4:保守・メンテナンス費用
買い切りの場合は、保守を契約するかどうかは自由という制作会社が多いのですが、月額制になっている場合は、保守契約がセットです。月額制、サブスクリプション制は、契約面で不利になっていることもあるので、注意が必要です。
これらの点について、契約前に必ず確認するようにしましょう。
ポイント3:相場より安い制作会社を選ぶ時のリスクを知る
価格だけで制作会社を選ぶと、主に3つのリスクがあります。
1:品質低下のリスク
- デザインの質の低下:テンプレートの流用や安易なデザイン
- コーディングの質の低下:画像だけで作成・生成AIのみで作成している場合も
- セキュリティ対策の不足:情報漏洩やハッキングのリスク
- スマホ対応の不完全さ:モバイルでの使い勝手の悪さ
2:アフターサポートの不足
- 制作後の問い合わせに対応してもらえない
- 軽微な修正でも追加料金が発生する
- 担当者が退職・転職して対応が途絶える
- 会社自体が廃業してしまうリスク
3:追加料金発生の可能性
- 「仕様変更」として通常の修正にも料金が発生
- 当初の見積もりに含まれていない作業が多数発生
- 保守費用が高額で、トータルコストが割高に

例えば、「30万円」という安い見積もりでスタートしたプロジェクトが、最終的には「100万円」以上かかったということも珍しくありません。
ホームページ制作のトラブルを避けるには
大事なのは「価値観が違うところに依頼する」のを避けること。なぜなら、ホームページ制作におけるトラブルの大半は、価値基準の違いから発生するからです。
- 「こんなに高いお金を払ったのに、レスポンスが遅い」
- 「安かったけどクオリティが低い、もっとかっこいいデザインが良かった」
- 「安かったけど表示崩れや内容のミスが多い」
- 「高かったけど、検索順位が上がらない」
上記はすべて、実際に相談されたことがある内容です。
これらは、制作会社が完全に悪いわけではなく、双方の価値基準が違うことで発生しているのではないかと考えています。
失敗事例は車選びで考えるとわかりやすい
- 予算とニーズのミスマッチ: 軽自動車の予算で高級車並みの性能を期待してしまう
- 用途の不一致: オフロード走行を期待して購入したのに、実は街乗り専用の車だった
- 重視するポイントの違い: 燃費を重視する人に対して、馬力だけを強調して販売された
- アフターサポートの認識違い: 「何でも対応します」と言われたのに、実際は基本整備だけだった
中には、例えると軽自動車が欲しかったのに、高級車を買わされたというような、こじれ方をしているケースもあります。または逆に、高級車並みの予算を出したのに、中古の軽自動車のような品質だったというケースも
だからこそ、ご自身の要望や価値基準を明確にし、「考え方があう」と思う会社にまず話を持っていくことが大切です。もちろん、相見積は複数社依頼しても良いですが、価格だけで決めると前提条件が異なる場合もあるので注意が必要です。
予算内で目的を実現できる案を優先させることが重要です。ホームページはなぜ必要ですか?集客のため?採用のため?
予算が少ない場合、他のツールや手法で目的が達成できる可能性も検討しましょう。
制作予算とかけ離れた見積
予算決めました、内容決めました、それがストレートに実現できるのが理想ですよね。しかし、大半は要望が多すぎて、見積金額が高くなってしまっているケースがほとんどです。ここで起きているのは、軽自動車の予算で高級車買いたいという
あくまでも個人的な意見になりますが、
予算内で目的を実現できる案を優先させるといいかなと思います。
というのも、ホームページはなぜ必要ですか?
集客のため?採用のため?
実は、多くの目的は、他のツールや手法でも実現可能です。
これは車選びに例えると分かりやすいかもしれません。
- ニーズの明確化: まず「何のために車が必要か」を考える。通勤用?家族でのレジャー用?ビジネス用?
- 予算に応じた選択肢: 高級車が買えなくても、中古車や別のグレードでも目的は達成できる
- 代替手段の検討: 車を所有する以外にも、カーシェアリングやレンタカー、公共交通機関という選択肢もある
同様にホームページも
- とりあえずホームページがあればいいという場合は、安くて上質なテンプレートを利用することも視野に入れる
- 集客が目的なら、Web広告と広告用ページ(ランディングページ)でひとまず実現できる
- もっと予算を削りたい場合は、SNS投稿を頑張れば、プロの手を借りなくてもできる
大切なのは、本当に達成したい目的を見失わないことです。予算をせっかくかけたのに、一部の機能やコンテンツを削ったせいで、求めた結果が出ないという事態は避けたいですね。そうならないためにも、親身に相談に乗ってくれる会社を根気よく見つけましょう。
まとめ
- ホームページの費用は、制作会社のスタンスとホームページの規模の掛け合わせで決まります。
- 適正価格かどうかの判断は難しいので、まずは見積に対して真摯に説明してくれるかどうかが業者選びのポイントになります。
- ホームページにかける費用は、広報予算から現実的な予算を算出して決めます。一般的に「これくらいかけるもの」と決めて無理をすると後々苦しくなるからです。
- 予算オーバーな時は、目的を達成する手法を変えることも検討しましょう。
A1: 最低限の情報提供サイトであれば、自作の場合は年間数万円程度、制作会社に依頼する場合でも30万円程度から可能です。ただし、あまりに予算を抑えすぎると、デザインの質やセキュリティ面で確実にクオリティが下がります。
テンプレート使用や生成AIの使用を制作会社に相談することで、費用が下がる場合もあります。
A2: サーバー代、ドメイン代、セキュリティ対策、保守費用などを含めると、最低でも月額5,000円〜2万円程度の予算を見ておくことをお勧めします。特に保守契約を結ぶ場合は、月額1〜10万円程度が一般的です。更新頻度や運用の重要度が高い企業では、障害対応や定期的な更新を含む包括的な保守契約を結ぶケースも増えています。
A3: 見積もりを比較する際は、以下のポイントに注目しましょう:
・項目の粒度:「制作一式」ではなく、企画・デザイン・コーディングなど項目ごとの内訳があるか
・含まれる作業範囲:修正回数、コンテンツ作成の有無、SEO対策の範囲など
・保守・運用費用:制作後の月額・年額費用
・追加費用の条件:どのような場合に追加費用が発生するか
・実績・ポートフォリオ:類似案件の実績があるか
単純な価格比較ではなく、費用に含まれる範囲や成果物の品質を総合的に判断することが重要です。また、コミュニケーションのしやすさや、担当者の対応の丁寧さも重要な判断材料となります。
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